止まる・留まる・停まる

今回は「とまる」という3つの同訓異字について説明します。「止まる」「留まる」「停まる」について、パソコンなどで打つ際に具体的な意味の違いを考えて打ち込んでいますか?それぞれの言葉には、違った意味や同じような意味を持つ場合もあります。それぞれの言葉の詳しい意味と、使い分けについて学びましょう。

「止まる」の意味

まず初めに「止まる」の意味について説明します。「止まる」は一般的に使われている言葉として「とどめる。動き・続きがやむ。続いていたもの、または通じていたものがそうでなくなる。動かずにある位置を占める」とあります。

「留まる」の意味

次に「留まる」の意味について説明します。「留まる」とは「それでとらえられる。えらそうにかまえた様子をする。印象に残る」とあります。状態を表すことの多い「止まる」に対し、この「留まる」は印象や様子など目に見えないものを表す場合に使用されることの多い言葉です。

「停まる」の意味

最後に「停まる」の意味について説明します。「停まる」は簡単に言うと「停止」と置き換えられ、「とどめる。動いていたものが動かなくなる」とあります。「止まる」の意味としても出てきた「動いていたものが動かなくなる」という意味として使われる場合、「停まる」は主に車、飛行機などの人以外の物が停止した際に使用されています。

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この場合はどの「とまる」?具体的な使用例を紹介!

・長年使い続けた腕時計の針が「とまる」
・病院で処方された薬が効き、痛みが「とまる」
・入場行進の音楽が「とまる」
この場合は「止まる」が正解です。どれも動きや続きがやむという意味で使用されていますので、「とまる」が正しい使い方となります。

・ショーウィンドウの洋服に目が「とまる」
・彼女は一見、お高く「とまって」いるように見える
・彼の言葉は心に「とまる」発言が多い
この場合は「留まる」が正解です。1つ目の例文では洋服が印象に残っているという意味で「留まる」が使用されています。また、2・3つ目の例文では彼女の印象、彼に対しての感情が心にとらえられた様を表していますので、どの場合も「留まる」が正しい使い方となります。

・彼女の車が駐車場に「とまる」
・世界一周を終えた船が、港に「とまって」いる
この場合は「停まる」が正解です。どちらも車・船などの物が停止している様を表していますので、「停まる」が正しい使い方となります。

止まる・留まる・停まるの言葉の意味の違いとは?まとめ

「とまる」という3つの同訓異字についての意味の違いはおわかりいただけたでしょうか。一般的に広く使われている「止まる」、印象・様子など目に見えないものの場合に使われる「留まる」、「停まる」は車・船など人以外の物が停止する際につかわれていることがご理解いただけたかと思います。3つの言葉には意味の違いがありますので、次回からパソコンやスマホで打つ際には、気を付けて使い分けましょう。

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