進める・勧める・薦めるの意味の違い

今回は「進める」「勧める」「薦める」について学びましょう。それぞれの「すすめる」についての意味と、具体的な使い方について説明します。3つの「すすめる」はそれぞれどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。同じ意味で使用されているのか、全く違う意味を持つ言葉なのか、詳しく解説します。

「進める」の意味

最初に「進める」の意味について説明します。「進める」とは「前へ動かす、前方へ行かせる」との意味があります。「前進」「進行」と同義語と捉えるとわかりやすいのではないでしょうか。

「勧める」の意味

次に「勧める」について説明します。「勧める」とは「自分が良いと思う事を他人にもするように、その人に言う」とあります。こちらの「勧める」は「勧誘・奨励」と同義語と考えて良いでしょう。

「薦める」の意味

最後に「薦める」の意味を説明します。「薦める」とは「ある人・物・事を採用するように、他人に進言する。もてなしとして共する」とあります。「勧める」と似通った意味ですので、使い分けに戸惑うかもしれませんが、「薦める」の場合は「推薦・推挙」と同義語と考えると、2つの言葉の違いがわかりやすいです。

スポンサーリンク

この場合はどの「すすめる」?具体的な使用例を紹介!

・止まった時計の電池を交換し、針を「すすめる
・事前に資料を用意し、スムーズに打ち合わせを「すすめる
どちらの「すすめる」も、「前へ動かす、前進する」という意味で使われていますので、この場合は「進める」が正解です。

・母に新しい機種のスマホを「すすめる
・同じジムに入会しようと、兄に「すすめる
この場合は「勧める」が正解です。どちらも「勧誘」と言い換えることが出来るように、「自分が良いと思う物・事を相手に伝える」という意味で使用されていますので、「勧める」が正しい使い方になります。

・次の生徒会長には、多くの人が彼を「すすめて」いる
・地元の美酒を、お世話になっている上司に「すすめる
この場合は「薦める」が正解です。1つ目の例文では「ある人を採用するように言う」という意味で「すすめる」が使用されています。また、2つ目の例文は「もてなしとして共する」とい意味で「すすめる」が使用されていますが、どちらも「薦める」が正しい使い方になります。

進める・勧める・薦めるの言葉の意味の違いとは?まとめ

今回は「進める」「勧める」「薦める」の3つの言葉について説明しました。それぞれの言葉をわかりやすく同義語で表すと、「進める」は「前進・進行」、「勧める」は「勧誘・奨励」。そして「薦める」は「推薦・推挙」とほぼ同じ意味になります。特に「勧める」と「薦める」は似った意味を持つ言葉ですが、迷った際にはどの同義語に置き換えられるかを考え、使い分ける際の参考にしてください。

スポンサーリンク