暑い・熱い・厚いの意味の違い

同訓異字について少しは慣れてきたでしょうか。今回は「暑い」「熱い」「厚い」の使い分けについて学んでみましょう。この3つの言葉はよく使われている言葉ではありますが、皆さん意味の違いはご存知ですか?今回は使い分け方、意味の違いなどを詳しく解説します。

「暑い」の意味

最初に「暑い」の意味について説明します。「暑い」とは「(気温について)温度が著しく高い。そういう感じだ」という意味があります。夏のあつさ、気温の高さについて「暑い」と表現します。

「熱い」の意味

次に「熱い」の意味ですが、「温度が著しく高い。そういう感じ」という意味では同じですが、「暑い」が気温について述べているのに対し「熱い」はその物の温度が高いという意味で使われます。

「厚い」の意味

最後に「厚い」とは「物の一方の面から反対側までの隔たりが大きい。中身・実質が豊かだ」という意味があります。物そのもののあつさ、比ゆ的な表現として豊かという意味合いで使われています。

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この場合はどの「あつい」?具体的な使用例を紹介!

・6月に入り、急に「あつい」日が増えてきた
この場合は「暑い」が正解です。急に気温が高くなった、という意味で使用されていますので「暑い」を使用するのが正しい使い方になります。

・6月に入り、「あつい」珈琲より、アイスコーヒーを飲む機会が増えた
この場合はどうでしょうか。気温があついという意味ではなく、珈琲の温度が「あつい」という意味で使われていますので「熱い」が正しい使い方になります。

・彼女はとても人情に「あつい」と評判だ
この場合は「厚い」が正解です。彼女の内面である、人情が豊かだという意味で「あつい」という言葉を用いていますので「厚い」が正しい使い方になります。

暑い・熱い・厚いの意味の違いとは?まとめ

今回は、3つの異なる漢字を持つ「あつい」について説明しました。「暑い」「熱い」は共に「温度が著しく高い」という意味がありますが、気温のことについて用いる場合は「暑い」、それ以外の物などに対して使用する場合は「熱い」を使用します。また「厚い」については、物などの厚みについてだけでなく、比ゆ的な意味合いとして、豊かという意味でも使用されていますので、比ゆ的な表現として「あつい」が出てきた場合は「厚い」を使用するとよいでしょう。

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