変体と変態の意味の違い

今回は「変体」と「変態」の意味の違いについて説明します。この二つの言葉には同じ「変」という文字が使われており、共に「変わった、違う」という意味で使用されています。二つの言葉にはそれ以外にも共通点はあるのでしょうか。相違点も含めて、詳しく解説します。

「変体」と「変態」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「変体」とは「普通と体裁が違うこと。その違った体裁」とあります。一般的な形、様式などと異なっている場合には「変体」という言葉を使用します。

また「変態」とは「もとの姿から変わった形態。転じて異常な状態。動物が発育の途中で発育段階におうじて形態を変えること。植物の茎・葉・根が変じて通常の形とは全く異なった形となっていること」とあります。カブトムシやクワガタ、カエルなど変態する生き物は地球上に多く存在しています。

この場合はどっちの「ヘンタイ」?具体的な使用例を紹介!

・「ヘンタイ」する生き物を自由研究で観察した
この場合は「変態」が正解です。両生類、節足動物、魚類など誕生してから死を迎えるまで形態を変化させる生き物が多数存在しています。形態を変化させる生き物について使用する場合は「変態」が正しい使い方になります。
・平安時代からの長い間「ヘンタイ漢文」が使用されていた
この場合は「変体」が正解です。日本語を漢文に倣って主に漢字のみでつづった文章(変体漢文)は、平安時代以降、公私の記録や男子の日記・書簡などの文体として発展しました。

「変態」と「変体」の意味の違いとは?まとめ

「変態」と「変体」についてご理解いただけたでしょうか。二つの言葉には全く異なった意味があることがわかりました。特に「変態」は多くの意味を持つ言葉で、日常生活においても様々な用途で使われています。「変体」は普通のひらがなの形と異なった字体の仮名として「変体仮名」という言葉もあります。使い分けるのは比較的簡単な「ヘンタイ」ですが、誤って変換してしまわないように気をつけましょう。

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