編集と編修の意味の違い

今回は「編集」と「編修」の意味について考えてみましょう。「編集」という言葉はよく目にし、使用される機会も比較的多い言葉ですが、「編修」は初めて目にする方もいらっしゃるかもしれません。二つのヘンシュウという言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。詳しく解説します。

「編集」と「編修」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「編集」とは「諸種の材料を集め、書物・雑誌・新聞の形にまとめる仕事。また、その仕事をすること。編纂(へんさん)」とあります。また、映画フィルムや録音テープなどを一つにまとめることにも用いられます。次に「編修」とは「書籍を編み整えること。また、昔中国で正史を編み整える仕事をした官」とあります。江戸時代以前の古い古書などの背は糸で編んでありますが、それを編み整える作業のことを「編修」と考えるとよいでしょう。また、「編修」は元は、整って正しいことの意味がありましたが、現在はそういった意味で使用されることは稀です。

この場合はどっちの「ヘンシュウ」?具体的な使用例を紹介!

・将来は雑誌の「ヘンシュウ」の仕事に就きたいと考えている
この場合は「編集」が正解です。雑誌をまとめる仕事のことを「編集」と言いますので、「編集」が正しい使い方になります。
・日本の国史を「ヘンシュウ」する
この場合は「編修」が正解です。一見「編集」を用いると考えてしまいますが、「編修」には材料を集めて書物、特に史書をまとめ上げるという意味もありますので、「編修」が正しい使い方になります。

「編集」と「編修」の意味の違いとは?まとめ

二つの「ヘンシュウ」について解説しましたがいかがでしたか。どちらも書物に関する言葉ですが、「編集」は材料を集め、書物などにまとめる仕事を指しますが、「編修」は書籍を編み整える、史書をまとめあげるという意味を持つという違いがご理解いただけたでしょうか。「編修」は普段見慣れない言葉かもしれませんが、古くはよく使用されていた言葉でした。言葉は日々変化し、生まれていきます。言葉を色々な側面から見ることで、また違った楽しさが生まれます。

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