不詳・不祥・不承・不肖の意味の違い

今回は「フショウ」という読み方を持つ4つの言葉について説明します。それぞれの「フショウ」には似通った意味があるのでしょうか。それとも全く異なる意味をもつ同音異義語なのでしょうか。詳しく説明します。

「不詳」の意味

まずは「不詳」の意味について説明します。「不詳」とは「詳しくはわからないこと。はっきりしないこと」とあります。文字のとおりですが、ニュース番組などで「容疑者は職業フショウ、年齢フショウ」などといった言葉を聞いたことがあるかと思います。その際に使われる「フショウ」は職業、年齢などがわからないという意味で使用されていますので、「不詳」という漢字を用います。

「不祥」の意味

次に「不祥」の意味について説明します。「不祥」とは「めでたくないこと。不吉」とあります。「不祥事」という言葉がありますが、これはめでたくないという意味の「不祥」に「事」が加わることで「好ましくない事柄、事件」という意味になります。こちらもニュースなどで「〇〇氏のフショウジについてお伝えします」などといった使われ方をしていますが、同じ「フショウ」でも全く違った意味を持つ言葉ですので、注意しましょう。

「不承」の意味

3番目は「不承」の意味について説明します。「不承」とは「承知しないこと。不満ながらでも承知すること」とあります。この「不承」が繰り返し用いられる「不承不承」という言葉がありますが、この場合は「いやいやながら。しぶしぶ」という意味に変化しますので気をつけましょう。

「不肖」の意味

最期に「不肖」の意味について説明します。「不肖」とは「(親や師に似ず)おろかなこと。また、へりくだって自分のことを指すのにも使う」とあります。親が子のことを「不肖の息子」などと言う場合もありますし、息子自身が「僕は親に似ず不肖の息子です」という場合もあります。このように現在は謙遜の意味として使用される機会の多い言葉です。

不詳・不祥・不承・不肖の意味の違いとは?まとめ

いかがでしたか。4つの言葉にはそれぞれ全く違った意味や使い方があり、似通った意味は全くないと言ってもよいでしょう。同音異義語で全く似通った意味のない言葉は多々ありますが、このように4つ共に違う意味を持つ言葉は稀です。他にもこのような同音異義語はあるのでしょうか。ぜひ調べてみてくださいね。

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