必要と必用の意味の違い

今回は「必要」と「必用」の意味の違いについて考えてみましょう。この二つの言葉は同じ「必」という言葉を用いているため、間違えて使用してしまうことも多い言葉です。ただし、似通った意味もあり、どちらを用いても通用することもあります。この二つの「ヒツヨウ」という言葉について詳しく説明します。

「必要」と「必用」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「必要」とは「かならず要(い)ること。なくてはならないこと」とあります。また「必用」とは「かならず用いなければならないこと」とあります。つまり「必要」はなくてはならない事や物事、行動すべてを指すのに対し、必用とは、必要の中でも特に何かを必ず使用する、用いる場合に使われる言葉です。

この場合はどっちの「ヒツヨウ」?具体的な使用例を紹介!

・「ヒツヨウ」は発明の母と言われるように、不便な物事から新たな発明が生まれる
この場合は「必要」が正解です。「必要は発明の母」ということわざをご存知でしょうか。このことわざはスウィスト作ガリバー旅行記の中で使用されたのをきっかけに英語圏で広まり、その後日本語に訳され日本でも使用されるようになったことわざです。

・ガリバー旅行記を原作で読むには英語力が「ヒツヨウ」です。
この場合は「必用」が正解です。何かを必ず使用する、という意味で必用を使用する場合は物だけでなく、技術や能力など含めることができます。「必要」を使用しても問題はありませんが、より正しい使い方は「必用」になります。

「必要」と「必用」の意味の違いとは?まとめ

「必要」と「必用」の使い方の違い、おわかりいただけたでしょうか。「必要」はなくてはならないこと全てに使える言葉ですが、「必用」はその中でも特に物、技術、能力などの何かを必ず用いる場合に使用されます。使い分けに迷った場合は「必要」を使用すると問題ありませんが、二つの言葉を上手に使い分けることで、より正確に表現してみてくださいね。

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