日陰と日影の意味の違い

今回は「日陰」と「日影」について説明します。同じような意味にも見えるこの二つの「ヒカゲ」という言葉ですが、実は全く違った意味を持つ言葉です。それぞれの言葉にはどのような意味があるのでしょうか。二つの言葉の意味を正しく理解し、使用する際には間違えないように注意しましょう。

「日陰」と「日影」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「日陰」とは「物にさえぎられて日光が当たらない所」とあります。「日陰」は常用外漢字の「蔭」を使用し「日蔭」と書いても問題ありません。現在では「日陰」が主流になっていますがこれは1923年に常用漢字が制定され、「蔭」の文字が常用外となったためです。次に「日影」とは「日の光。日ざし。また、日あし」とあります。「日陰」が日光があたらない場所を指しているのに対し、「日影」は日の光そのものを指す言葉だということがご理解いただけたでしょうか。

この場合はどっちの「ヒカゲ」?具体的な使用例を紹介!

・暑い夏の日は「ヒカゲ」でこまめに休憩する
この場合は「日陰」が正解です。休憩するのは日光が当たらない場所ですので、「日陰」が正しい使い方になります。

・暑い夏の日は「ヒカゲ」が傾くのが待ち遠しい
この場合は「日影」が正解です。日陰が傾くとは、日の光が傾き夕方になることを意味していますので、この場合は「日影」が正しい使い方になります。

日陰・日影の意味の違いとは?まとめ

「日陰」と「日影」の意味の違い、いかがでしたか。このほかにも「日陰」は「日陰の葛(かずら)」という植物の略語として使用されたり、世を忍び隠れる者を意味する「日陰者」という言葉としても使用されています。「日陰」と「日影」は文字の持つ印象も似ているため、同音異義語の中でも間違えて使われている事がよくありますが、二つの意味の違いを理解することで上手に使い分けてみてくださいね。

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