適正と適性

今回は「適正」と「適性」という二つの言葉について考えてみましょう。二つの言葉には「適」という文字が使われています。これは「ふさわしい、よくあてはまる」という意味の文字ですが、それぞれの「テキセイ」は何がふさわしい、あてはまると意味しているのでしょうか。詳しく説明します。

「適正」と「適性」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「適正」とは「適当で正当なこと」とあります。また「適性」とは「性質・性格が、その事に適していること。そういう性質・性格」とあります。「適正」が主に物・事柄についてその物自体が適当でふさわしい、という意味であるのに対し、「適性」は主に人について性質・性格がふさわしいという意味で使用されています。

この場合はどっちの「テキセイ」?具体的な使用例を紹介!

・この店の価格は全て「テキセイ」で安心して買い物ができる
この場合は「適正」が正解です。店の価格が適当でふさわしいという意味で使用されていますので、この場合は「適正」が正しい使い方になります。
・「テキセイ」検査を受け、転職の参考にする
この場合は「適性」が正解です。「適性検査」とは職業や学問などに、どのような適した素質を持っているか判断する検査ですので、性質がふさわしいという意味の「適性」が正しい使い方になります。

適正と適性の意味の違いとは?まとめ

「適正」と「適性」の違い、おわかりいただけたでしょうか。二つの言葉は「ふさわしい」という意味合いで共通していましたが、そのもの自体がふさわしい場合には「適正」を、性質・性格がふさわしい場合には「適性」を使用しましょう。また「適正」は物や頃柄について使われる言葉に対し、「適性」は主に人について使われることの多い言葉だということも覚えておくと、使用する際に戸惑いがより少なくなるのではないでしょうか。

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