沈痛と鎮痛の意味の違い

今回は「沈痛」と「鎮痛」という二つの言葉について考えてみましょう。どちらも「痛」という文字を使用していますので、何か痛みに関係した言葉なのでしょうか。二つの言葉の共通点や相違点などを詳しく説明します。

「沈痛」と「鎮痛」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「沈痛」とは「悲しみや心配事に沈んで、胸を痛めるさま」とあります。つまり、人が悲しみなどで旨を痛めている感情のことを「沈痛」という言葉で表します。

そして「鎮痛」とは「痛みをしずめること」とあります。こちらは、体に痛みがあり、その痛みをしずめることを「鎮痛」という言葉で表します。心が痛むのか、または体が痛み、その痛みをしずめるかで「沈痛」と「鎮痛」は使い分けられています。

この場合はどっちの「チョウシュウ」?具体的な使用例を紹介!

・飼い猫が病気になり、彼女は「チンツウ」な面持ちで看病している
この場合は「沈痛」が正解です。病気になったのは猫であり、その猫を看ている彼女自身は病気ではありませんが、猫の苦しむ姿に胸を痛めているため「沈痛」が正しい使い方になります。

・飼い猫が病気で苦しんでいるため、彼女は「チンツウ剤」をあたえた
この場合は「鎮痛」が正解です。「沈痛」の例文と似ていますが、病気で苦しんでいる猫の痛みを和らげようと、薬を与えたという意味ですので「鎮痛」が正しい使い方になります。

沈痛と鎮痛の意味の違いとは?まとめ

「沈痛」と「鎮痛」という言葉について詳しく説明しましたが、ご理解いただけたでしょうか。心の痛みを表す「沈痛」と、体の痛みをしずめることを意味する「鎮痛」。また「鎮痛」は「鎮痛作用」「鎮痛剤・鎮痛薬」など他の言葉と合わせて使用されることが多い言葉でもあります。二つの言葉は比較的意味の違いが明確な言葉ですので、一度違いを覚えておくと次からは正しく使っていただけると思います。

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