探究と探求

今回は「探究」と「探求」二つの言葉について考えてみましょう。どちらも「何かを探す」意味があるのかな?と思われたかもしれません。確かに、どちらの言葉も何かを探していますが、それぞれ何を探しているのでしょう。詳しく説明します。

「探究」と「探求」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「探究」とは「ある物事の真の姿・あり方をさぐって見きわめること」とあります。物事の意味や本質を見極める、追究する場合に「探究」が使われます。

また「探求」とは「ある物事をあくまで捜して得ようと努めること」とあります。物事を自ら探し求める、手に入れようとすることを「探求」と言います。「学問の本質をタンキュウする」という文があるとしましょう。この場合「探究」を使用した場合は、学問の本質を見極めるという意味になりますが、「探求」を使用すると学問の本質を探し求めるという意味になり、言葉を間違うと全く違う意味の文章になってしまいますので注意しましょう。

この場合はどっちの「タンキュウ」?具体的な使用例を紹介!

・彼女は民俗学の「タンキュウ」にとても熱心だ
この場合は「探究」が正解です。民俗学について研究し、本質や意味を追究するという意味ですので「探究」が正しい使い方になります。
・常に人生の意義について「タンキュウ」している
この場合は「探求」が正解です。人生の意義については他人から教えてもらうものではなく、自ら探し求める、手に入れようと努力しますので「探求」が正しい使い方になります。

探究と探求の意味の違いとは?まとめ

「探究」と「探求」の二つの言葉についてご理解いただけたでしょうか。物事を探し追究する「探究」、物事を探し求める「探求」それぞれの漢字の意味を考えることで、間違えないように使えるようになるでしょう。似た文字を使用した言葉ですので、ついつい間違えて使用してしまう場合もありますが、その場合は全く異なる文章になってしまいますので注意してください。

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