体系・大系・体型・体形の意味の違い

今回は「タイケイ」と読む四つの言葉の意味を説明します。四つの言葉をご覧いただくと、何となく意味のわかる言葉、よく使う言葉、あまり見慣れない言葉もありますね。それぞれの言葉の意味を知り、正しく使えるように学びましょう。

「体系」の意味

まず初めに「体系」の意味を説明します。「体系」とは「秩序の認められるような全体。システム。また、要素がそれぞれに他と関係し合ってまとまっている、そのまとまり。一定の原理で統一的に組織された知識の全体」とあります。簡単に言うと、個々を統一した組織(言語体系など)や、一定の原理に基づいた理論や思想全体(学問体系など)のことを「体系」といいます。

「大系」の意味

次に「大系」の意味を説明します。「大系」とは「作品・論文などを一つの主題のもとに系統立ててまとめた叢書(そうしょ)」とあります。こちらも簡単に言うと、ある分野や著書などを一つのキーワードで集め、書物にしたものです。例として、漢文大系、日本古典文学大系などがあります。

「体型」の意味

3番目に「体型」の意味を説明します。「体型」とは「体格の形。やせ型・肥満型など」とあります。人・動物・物などの外見に対して使う言葉で「あの人の体型は理想的だ」などのような使われ方をしています。

「体形」の意味

最後に「体形」の意味を説明します。「体形」とは「かたち、形態。体の形」とあります。「体型」と同じような意味を持つ言葉ですが、「体型」が型・タイプで他との比較や分類を前提としているのに対し「体形」は比較や分類ではなく、そのものの姿形・外形などを表現する言葉として使われています。ただし、新聞紙上ではこの二つの言葉を「体形」と統一して使用しています。

体系・大系・体型・体形の意味の違いとは?まとめ

今回学んだ四つの言葉、いかがでしたか。「体系」「大系」は学問の世界で多く使われ、何かをまとめるという意味では共通していますが、「体系」は実体として存在しない、組織や思想などのまとまりなのに対し、「大系」は主に書物として実態があるものです。また、「体型」「体形」は共に姿形を表す言葉ですが、比較・分類を前提とした「体型」と、姿形そのものを表現する場合に使う「体形」で使い分けがされています。ただし、新聞紙上では「体形」で統一されているなど、この二つの言葉はとても似通った使い方をする言葉だといえます。

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