絶対と絶体の意味の違い

今回は「絶対」と「絶体」の二つの言葉の意味の違いについて説明していきたいと思います。私たちが日常的に使っているのは「絶対」が圧倒的なのではないでしょうか。ですが「絶体」という言葉も、恐らくこの表記で見たことがあるのではないでしょうか。それぞれがどのような意味を持っているのか、解説していきたいと思います。

「絶対」と「絶体」の基本的な意味の違いについて

まずは、基本的な意味から見ていきましょう。普段使っている「絶対」「1.他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。2.他の何ものにも制約・制限されないこと。」とあります。

それに対し「絶体」は、「どうにも身動きが取れないこと」を意味します。これを見て頂いても分かる通りですが、私たちが日頃使っている「絶対」は、「唯一無二」という意味合いで使われていることが分かります。「絶対君主」や「絶対零度」など、様々な言葉に結びついて使われることもあります。ですが、ピンチなどの意味合いで使われる「絶体」という言葉。この言葉には大きな特徴があって、「絶体」を用いた言葉は「絶体絶命」しかありません。非常に簡潔で覚えやすいですね。

この場合はどっちの「ゼッタイ」?具体的な使用例を紹介!

・イギリスは「ゼッタイ」王政の時代を迎えた。
この場合は「絶対」が正解です。「絶対主義」「絶対君主」などとも呼ばれ、王が唯一無二の権力を振るう「政治体制」の一つです。「唯一無二」という意味で使われる今回の場合は、「絶対」が正しいでしょう。

・「ゼッタイ」絶命の窮地に襲われる。
この場合は「絶体」が正解です。先ほども説明したように、「絶体」は「絶体絶命」という言葉にしか使われません。

絶対と絶体の意味の違いとは?まとめ

いかがでしたか。「絶対」と「絶体」の意味の違い、理解頂けたでしょうか。様々な言葉に結びつく「絶対」と、「絶体絶命」という言葉しか存在しない「絶体」、とても覚えやすかったと思います。「ぜったいぜつめい」という言葉を漢字で書くとき、普段使っている「絶対」を書いてしまいがちなので、注意しましょう。

スポンサーリンク