正確と精確の意味の違い

今回は「正確」と「精確」の意味の言葉を説明していきたいと思います。「正確」という言葉は聞いたことがあっても、「精確」は日常であまり耳にすることのない言葉なのではないでしょうか。とはいえ、漢字からは「正確」に近い意味の言葉と連想できるでしょう。基本的な意味の違いから、使用例まで紹介していきます。

「正確」と「精確」の基本的な意味の違いについて

ではまず、二つの意味を見ていき違いを明らかにしていきましょう。

「正確」「正しく確かなこと。事実と合っていて少しもまちがいのないこと。また、そのさま。」とあります。

それに対して「精確」は、「詳しくてまちがいのないさま。綿密で正確なさま。」とあります。「精確」の説明の部分に、「正確」というワードが用いられてしまうほど、やはり似通った意味の言葉でした。この二つは、基本的には殆ど同じ意味の言葉であるため、それぞれ言い換えが出来てしまうかもしれませんが、細かく分けるならば、やはり使い方のニュアンスが少し違います。

まず、「正確」は、確実に正解が存在するものに対して使うのが正しいです。数学や、日常生活においては時間・場所など、確かな答えが存在するものに対して使います。

では、「精確」はどうかと言えば、客観的な評価に振り回されるものに対して使います。つまり、時間など誰が判断しても一つの答えが存在するものではなく、作品の出来や機械の仕組みなど、技術に左右されるもの、そして、「正確」よりも「緻密である」というニュアンスを持っているのがポイントです。「細かくよく出来ている!」という意味で「せいかく」という言葉を使う場合には、「精確」を使うのが良いでしょう。

このときはどっちの「セイカク」?具体的な使用例を紹介!

・この時計のデザインは「セイカク」に描かれている。
この場合は「精確」が正解です。時計というワードで「時間」を連想した方もいたかもしれませんが、「せいかく」が指す対象は時計の「デザイン」です。デザインは客観的な評価に振り回されるものであるため、「精確」を使うのが適当です。

・電車は「セイカク」な時刻に到着した。
この場合は「正確」が正解です。今回は、「せいかく」が指す対象は「時刻」つまり「時間」です。これは誰が判断しても、一つの正しいものが存在するため、「正確」を使うのが適当です。

正確と精確の意味の違いとは?まとめ

以上が「正確」と「精確」の二つの言葉の意味の違いになります。いかがでしょうか。「精確」という聞き慣れない言葉も、今回を機に「正確」と使い分けながら、ぜひ活用してみて下さい。

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