推奨と推称の意味の違い

今回は「推奨」と「推称」について説明します。この二つの言葉にはとても似通った意味がありますが、使い方は少し違います。今回は二つの言葉の意味を正しく理解し、間違った使い方をしないように学んでみましょう。

「推奨」と「推称」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「推奨」とは「ある品・人・事柄などがすぐれていることを述べて、人にすすめること」とあります。

一方「推称」とは「ある品・人・事柄などがすぐれているのを人に向かってほめること」とあります。また、「推称」は「推賞」と同じ意味で使われている言葉だということも補足しておきます。二つの言葉は何かがすぐれていることを褒める、述べることは同じですが、「推奨」が第三者にすすめる場合に使う言葉であるのに対し、「推称」は第三者に向かって褒める場合に使う言葉です。

この場合はどっちの「スイショウ」?具体的な使用例を紹介!

・あの教授が「スイショウ」した本はとても参考になるものばかりだ
この場合は「推奨」が正解です。教授は参考になる本を生徒にすすめていますので「推奨」が正しいでしょう。書店で売られている本には「〇〇さん推奨の一冊」などの帯がかかっているものがありますが「〇〇さんもおすすめしている」という意味で「推奨」という言葉が使われています。

・彼の書いた論文は「スイショウ」に値する
この場合は「推称」が正解です。彼の書いた論文が素晴らしい出来栄えだったので褒め称えるという意味で使われていますので「推称」が正しい使い方になります。

推奨と推称の意味の違いとは?まとめ

今回学んだ「推奨」と「推称」の違いはご理解いただけたでしょうか。どちらも「何かを第三者に向かってほめる」とう意味では同じですが、褒めた上で人にすすめる場合は「推奨」、褒める場合のみに使われる言葉は「推称」になります。そして、「推称」は「推賞」と全く同じ意味で使われている言葉だということもわかりました。大きな意味ではすべて「推称」という言葉で通用しますが、すすめる場合は「推奨」を使用することでより言葉をうまく使いこなしていると言えるでしょう。

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