振動と震動の意味の違い

今回は「振動」と「震動」について考えてみましょう。どちらも漠然と「揺れる」というイメージが浮かぶ二つの言葉ですが、詳しい意味の違いをご存知の方は少ないのではないでしょうか。二つの言葉の共通点や相違点を学ぶことで、正しく使い分けられるようになりましょう。

「振動」と「震動」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「振動」とは「揺れ動くこと。振り動かすこと。またはその揺れ」とあります。物理や数学の用語としても「振動」は使用されており、その場合は一般的に自然現象以外の揺れを「振動」と表します。楽器や振り子などの一定の揺れのことも「振動」を使用します。

そして「震動」とは「ふるえ動くこと。ふるわせ動かすこと」とあります。自然現象による揺れを表す場合も一般的には「震動」を使用します。二つの言葉には「揺れる」という共通点はありますが、揺れ方・揺れる原因によって使い分けられています。

この場合はどっちの「シンドウ」?具体的な使用例を紹介!

・ギターは弦が「シンドウ」することで音が鳴る楽器だ
この場合は「振動」が正解です。ギターの弦は人が動かすことで規則正しく揺れます。ですので「振動」が正しい使い方になります。

・火山の噴火の影響で、大地が「シンドウ」している
この場合は「震動」が正解です。火山の影響による大地の揺れは自然現象ですので、「震動」が正しい使い方になります。

振動と震動の意味の違いとは?まとめ

「振動」と「震動」の違いについてご理解いただけたでしょうか。「揺れる」という意味で二つの言葉は共通していましたが、規則的に揺れ動く・振り動かす場合は「振動」を用い、ふるえ動く・ふるわせ動かす場合、自然現象による揺れを表す場合は一般的に「震動」を使用します。揺れ方、揺れる原因によって使い分ける二つの言葉ですが、使い分け方が比較的わかりやすいので、この機会に覚えておくと次回からは迷わず使っていただけるのではないでしょうか。

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