心境と進境の意味の違い

今回は「心境」と「進境」(シンキョウ)について説明します。境界や物事の分かれ目を表す「境」という文字が使われていますので、同じような意味を持つ言葉なのでしょうか。詳しく考えてみましょう。

「心境」と「進境」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「心境」とは「心の状態。(そのときの)気持ち」とあります。そのときの心の中の状態、気持ちがどうであったかを表す言葉として用いられています。

また、「進境」とは「進歩して達した境地。上達した様子」とあります。

学業や技術などを学んだり、経験することで自らが進歩し、上達した様子を表す言葉と考えると良いでしょう。同じ「境」という文字が使用されていますが、「心境」が心の範囲内という意味で使われているのに対し、「進境」は心や体が置かれている立場、境地という意味で使われており、同じ文字でも違う意味で使われているということがわかります。

この場合はどっちの「シンキョウ」?具体的な使用例を紹介!

・どういう「シンキョウの変化」か、弟が急に勉強をするようになった
この場合は「心境」が正解です。「心境の変化」とは考えていることや心のありようが変わることを言います。「心境」の使い方では最も一般的な使い方と言えるでしょう。

・これまでの努力が実り、著しい「シンキョウ」を示す
この場合は「進境」が正解です。何かを学び経験したことにより、著しく進歩した、上達したという意味で使われていますので「進境」が正しい使い方になります。

心境と進境の意味の違いとは?まとめ

同じ「境」という文字を使う二つの「シンキョウ」という言葉ですが、「境」の文字も違う意味で使われていることに驚かれたのではないでしょうか。このように漢字には一つの文字にいくつもの意味がある場合が多く、同じ文字を使用していても全く違った意味を持つ言葉となる場合があります。同音異義語の中でも珍しいパターンの「シンキョウ」。ぜひ上手に使い分けてくださいね。

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