主題と首題の意味の違い

今回は「主題」と「首題」の二つの言葉について説明します。同じ「題」という文字を使用していますので、同じような意味を持つ言葉だと思われるかもしれませんが、違う意味を持つ言葉と考えて良いでしょう。同じ文字を使用した、二つの言葉について学んでみましょう。

「主題」と「首題」の具体的な意味の違い

まずは二つの言葉、それぞれの意味を説明します。
「主題」とは「主な題目。特にその文章・作品の中心となる内容。また、音楽で中心となる短い旋律。テーマ」とあります。

そして「首題」「文章などの初めに書いてある題目。経文の最初に書かれた文句」とあります。

「主題」を簡単に言いますと「作品のメインテーマ」ということになります。一方で、「首題」は「文章の初めのタイトル。(仏教の)経の題名」となります。日蓮宗では御朱印のことを「御首題」と言うように、「首題」は仏教にも密接に関わる言葉だと言えるでしょう。

この場合はどっちの「シュダイ」?具体的な使用例を紹介!

・この小説の「シュダイ」を読み取って、読書感想文を書く
この場合は「主題」が正解です。作品の「メインテーマ」を読み取るという意味で使われていますので「主題」が正しい使い方になります。

・メールの件名の件を本文に書く場合には「シュダイ」と書きましょう
この場合は「首題」が正解です。メールを送る際にはタイトルをつける方も多いと思いますが、そのタイトルのことを「首題」と捉えます。本文中でタイトルのことに触れる場合は「首題」と表記するのが正しい使い方になります。

主題と首題の意味の違いとは?まとめ

「主題」と「首題」の意味の違い、いかがでしたか。二つの言葉に共通する「題」という文字は「作品の手がかりとなる言葉」という意味では共通していましたが、「主題」は作品自体のメインテーマを表すのに対して、「首題」はメールの件名などの文章自体のタイトル、または仏教の経の題名という意味があり両者は全く違った意味を持つ言葉だということがお分かりいただけたことでしょう。ビジネスメールなどでよく見かける「シュダイ」という言葉ですが、違いを理解することで間違わずに使えることでしょう。

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