従順と柔順の意味の違い

今回は「従順」と「柔順」の意味の違いについて説明したいと思います。普段何気なく使うことの多い「ジュウジュン」という言葉ですが、両者とも「順」という文字を使用し「従う」という意味合いがあることはおわかりいただけることでしょう。具体的な違いや共通する部分などを学んでみましょう。

「従順」と「柔順」の具体的な意味の違い

まずは「従順」と「従順」のそれぞれの意味を説明します。
「従順」とは「人の言うことに逆らわず、素直でおとなしいこと・さま」という意味があります。

それに対して「柔順」「性格・態度などがものやわらかで素直なこと」とあります。どちらも「素直」という言葉が含まれており、似通った意味を持つ言葉だとおわかりいただけるかと思います。

しかし、この二つの言葉には明確な違いがあり、「従順」は他者に対して逆らわず、素直であるという意味であるのに対し、「柔順」は自分自身の性格や態度などが素直であるということです。その人の行いが他人に向けたものなのか、自分自身に向けたものかでこの二つの言葉を使い分けるということがお分かりいただけたことでしょう。

この場合はどっちの「ジュウジュン」?具体的な使用例を紹介!

・彼は我が社の「ジュウジュン」な社員だ
この場合は「従順」が正解です。会社は人ではないので、どちらの「ジュウジュン」を使用するか迷うかもしれませんが、会社という「自分以外の他のモノ」に従うという意味ですので「従順」が正しい使い方になります。

・彼女は小さな頃から素朴で「ジュウジュン」な性格だ
この場合は「柔順」が正解です。彼女自身の性格を表す言葉として「ジュウジュン」が使用されていますので、「自分自身の性質」を表す言葉として「柔順」が正しい使い方になります。

従順と柔順の意味の違いとは?まとめ

「従順」と「柔順」の言葉の意味の違い、ご理解頂けたでしょうか。先ほども説明したとおり「従順」は他者(もしくはモノ)に対して素直であること、「柔順」はその者自身の性質が素直であることを表した言葉になります。ただし、辞書によっては同じ意味として説明している辞書もあり、この二つの言葉はとても似通った使い方をする言葉といってもいいでしょう。

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