施行・施工・志向・指向意味の違い

今回は「施行」「施工」「志向」「指向」の四つの言葉の意味の違いについて説明していきたいと思います。似通った意味のある言葉もありますが、基本的にはそれぞれ明確に意味の異なる言葉なので、一つ一つ説明させて頂きます。

1.施行の意味

まずは「施行」の意味から説明していきたいと思います。「施行」「実際に行うこと。政策・計画などを実行すること。」「法令の効力を発生させること。」の二つの意味があります。単純に行うという意味での「施行」に加え、法律ができるまでの「制定」「公布」の次の段階である「施行」という意味があります。「しこう」と呼ぶのが正しいですが、法律では「執行」との聞き違えを避けるために、あえて「せこう」と読むことがあるようです。

2.施工の意味

続いて「施工」の意味を説明します。「施工」「工事を行うこと」を意味します。設計に基づいて、企画者の意図を形にすることが「施工」で、土木・建築の現場でよく使われる言葉です。

3.志向の意味

「志向」「意識をある目的へ向けること。実現しようとして心がそのほうへ向かうこと。」とあります。漢字に使われているので非常に分かりやすいですが、目標に向かった「志」のことを「志向」と言います。「上昇志向」「健康志向」「ブランド志向」など多様に使われています。

4.指向の意味

「指向」「ある特定の方向を指定すること。ある方向に向かおうとする傾向を持つこと」とあります。一見すると、先ほどの「志向」と同じ意味のように聞こえますが、微妙にニュアンスが異なっていて、「志向」は「精神面」での方向や指針を表現するのに対して、こちらの「指向」は「物理的」な方角などを表現します。心理面以外での方向を示す場合には、こちらの「指向」を使うのが正しいです。

施行・施工・志向・指向の意味の違いとは?まとめ

いかがでしたか。「施行」「施工」「志向」「指向」の四つの言葉の意味、理解頂けたでしょうか。類似する言葉もありましたが、それぞれが明確に違う役割の持つ言葉なので、変換の際は注意しましょう。

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