採決と裁決の意味の違い

今回は「採決」と「裁決」の言葉の意味の違いについて説明していきたいと思います。どちらも何かを決定する意味であることは、何となく想像できると思いますが、具体的に何を決定することなのでしょうか。ぜひ、この機会に覚えていってください。

1.「採決」と「裁決」の基本的な意味の違い

まずは、二つの言葉の基本的な意味の違いから見ていきましょう。まず「採決」は、「会議で、議案の採否を会議構成員の賛否をとって決定すること。」とあります。
それに対して「裁決」は、「その物事がよいか悪いかを裁いて決定すること。また、それを申し渡すこと。」とあります。この二つの意味を見ると、やはり似通った意味で分かりづらいかと思いますが、この二つの決定的な意味の違いは、会議などの構成員全体で決めるか、裁判官や上の者の意見で絶対的に決まるか、という点です。その他にも、決め方の特徴によって、「議決」「表決」「評決」「票決」「議定」などの類義語があり、場面に応じて使い分けるのをお勧めします。

2.この場合はどっちの「サイケツ」が正しい?具体的な使用例!

・会議を通じて、ある件に関して「サイケツ」が行われた。
この場合は、「採決」が正解です。ある件に関しての賛否を、会議を通じて全体の意見を取り入れて行っている為、単独で判断するとされる「裁決」は使いません。

・異議申し立てがあったので、行政庁が「サイケツ」を行った
この場合は「裁決」が正解です。行政庁が裁断行為を行うことは、「裁決」と呼ばれます。上の者が決定し、処遇などを決めるため、「裁決」が正しいでしょう。

採決と裁決の意味の違いとは?まとめ

「採決」と「裁決」の言葉の意味の違い、いかがだったでしょうか。決定の方法や状況によって、様々な言葉があることが分かったと思います。今回の場合は、明確に意味が違うため、覚えておくと更に社会の仕組みを勉強するのに役に立つと思います。

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