原型と原形の意味の違い

今回は「原形」と「原型」の意味の違いについて説明したいと思います。この二つの言葉、意味も似たり寄ったりで非常に厄介な言葉です。様々な場面で、どっちの「ゲンケイ」が正しいのか迷ったことがあると思います。今回は「形」と「型」の意味の違いについても触れつつ、説明していきたいと思います。

「原形」と「原型」の基本的な意味の違い

まず「原形」は「もともとのかたち」という意味があります。それに対して「原型」は「もとになるかたち」とあります。これだけでは、少し理解に苦しみます。噛み砕いて説明しますと、「原形」は変化したりする前の最初のかたちのことです。英語などで動詞が変化したりする前のかたちのことを指して、「動詞の原形」という場合がありますが、まさにこの「原形」を使います。それでは、「原型」はどうかと言うと製造物などでベースとなる、もとになるかたちのことを指します。つまりは、量産するものなどの「型(カタ)」のことですね。「形」と「型」は似たような漢字ですが、「形」は単に物体としての「形状」を指します。「型」は「共通した特徴、きまった大きさ」などの意味があり、その違いが、「ゲンケイ」にも表れていることが分かりますね。

この場合はどっちの「ゲンケイ」?具体的な使用例

・土で彫刻作品の「ゲンケイ」を作った。
この場合は「原型」が正しいです。型やベースを作ったものなので、
もともとの形という意味ではありません。

・be動詞の「ゲンケイ」を使っている。
この場合は「原形」が正しいです。動詞のもともとの形という意味で使われているため、原形が適当です。

原型と原形の意味の違いとは?まとめ

「原形」と「原型」の意味の違い、理解頂けたでしょうか。二つとも似た言葉ではありますが、使用例や「形」と「型」の意味の違いを見ていくと、違いは明らかですね。誤用も多い言葉なので、これを機に正しく区別できましたら幸いです。

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