脅迫と強迫意味の違い

今回のテーマは「脅迫」と「強迫」の意味の違いです。同音異義語でも全く異なる言葉なのはよくあることですが、こちらの二つの言葉は使い分けが難しい言葉で、ほとんど似たような意味を持ちます。この二つの言葉の意味を明確に理解できると、更に日本語の理解に繋がるので、この機会にぜひ覚えていってください。

「脅迫」と「強迫」の基本的な意味の違い

まずは基本的な意味の違いですが、この二つの言葉で大きく異なるのは「規模の違い」です。まずは、この言葉を頭の片隅に置いておいて頂けると助かります。では、何に対する規模の違いなのか。この二つは法律用語として用いられていて、そこでのジャンル分けを参考にするとよく分かります。

まず「強迫」は民法上の言葉です。「相手に無理やり何かをさせること」を意味するのがこちらの「強迫」の言葉の意味になります。では「脅迫」はどうなのかと言えば、こちらは刑法上の言葉になります。「相手を脅して何かを要求すること」を意味する言葉です。どちらも不当な手段で相手に要求している意味が伺える言葉ですが、これで先ほどの「規模の違い」という言葉の意味が理解頂けたのではないでしょうか。民法上使用される「強迫」よりも、刑法上使用される「脅迫」の方が規模が大きいことが分かります。

この場合はどっちの「キョウハク」が正しい?具体的な使用例

・「キョウハク」罪に問われる
こちらの場合には「脅迫」が正解です。「脅迫罪」は存在しますが、「強迫罪」という言葉は存在しません。

・「キョウハク」観念に悩まされる
こちらの場合には「強迫」が正解です。「強迫観念」とは、「無意識に浮かんでしまう考えのこと」で、「脅迫観念」という言葉は存在しません。

脅迫と強迫の意味の違いとは?まとめ

いかがでしたか。使用されるケースが近いことから、使い分けが難しい言葉ではありますが、法律上、明確に分けられている言葉であることが理解頂けたかと思います。誤用を避け、ぜひ正しく活用してみて下さい。

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