外観と概観の意味の違い

「外観」と「概観」 同じ読み方ですが、意味が微妙に違う事をお分かりですか?
今回は、「外観」と「概観」の言葉の違いと意味について解説していきます。

外観と概観の意味の違いとは?

まず、「外観」ですが、これはとても簡単で外から見た景色や様子のことでとても分かりやすいと思います。

それに対して「概観」という言葉。
漢字は少し分かりにくいですが、「外観」と同様にこれも意味としては漢字そのままの内容なんです。
「概観」の「概」の字は「概ね」(おおむね)と言われるように、「およその趣旨・大体」といったざっくりとした様子を示しています。
つまり、「概観」とはざっくりとした、大体の様子・状況を意味します。

ただし、「概観」が「外観」と異なるのは、まず対象が景色や風景などではなく、物事であるということ
そして、「全体を大ざっぱに見ること」という意味も加わるという点です。
「外観」が状況や様子を表した漢字であるのに対し、「概観」は見ることそれ自体を意味する場合もあります。
この「概観」は物事に対して使われる言葉であることから、ビジネスシーンや世界情勢など壮大な場面で使われやすいです。
「全体を大ざっぱに見ること」という意味があるから、壮大な場合に使われることが多くて当然なのですが、このように使われる場面を具体的に考えてみると、似たような言葉に思えても「外観」とは全く用途の違った言葉であることが分かると思います。
「外観」は一般的に分かりやすく、とてもシンプルな言葉ですが、一応説明を加えておくと、「家の外観」など見た目を指し示す言葉で、外側から見えるありのままの姿を「外観」と言い、それこそ建築や住宅などの話題では、よく使われる言葉です。
雰囲気はほとんど差異のない、この「外観」と「概観」という言葉です。
しかし掘り下げてみると、非常に違った場面で使われていることが分かります。
いざ、表記に困った際に、この記事がお役に立てたなら幸いです。

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